PHPとJavaScriptの違い (実行方法・用途など)

この記事では、PHPとJavaScriptにおける実行方法・用途などの違いについてソースコード付きで解説します。

プログラムの実行方法

PHP言語では、JavaScriptのようにHTML内にコードを埋め込みます。
ただし、その処理方法はJavaScriptとは異なります。

【PHP】
①クライアントからHTMLにアクセス
②サーバ側でHTML内にあるPHPのプログラムを処理(サーバで実行)
③結果をHTMLと一緒にクライアントへ返す

【JavaScript】
①クライアントからHTMLにアクセス
②クライアントにJavaScriptのコードを含んだHTMLを返す
③クライアント側でHTML内にあるJavaScriptのプログラムを処理(Webブラウザで実行)

PHPはサーバー側で処理されるため、クライアント側ではソースコードを見ることができません。
一方、JavaScriptはクライアント側で処理されるため、クライアント側でソースコードが見られてしまいます。

用途

【PHP】
PHPはサーバー側で処理されるため、データベースの操作を行うことができます。
同時に、サーバーで処理を行うため、基本的にページの更新が必要となります。
そのため、PHPで処理した結果(データベースの内容など)をクライアント側へ送るには、毎回ページの更新を行わせる必要があるため、動的なページの作成には向いていません。

【JavasScript】
JavaScriptは、動的なページの作成が中心となります。
クライアントの操作に対してのアクション(動き)を提供します。
基本的には、ページが更新されるたびに、クライアントの操作を受け付ける前の初期状態へと戻ることになります。

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